古いノートPCにLinuxを入れて事務所用PCとして使ってみる実験でQ4OSを入れて使い始めた2007年モデルのFMV-BIBLO MG75Y。
メールの送受信やホームページ更新、ネットでの調べもの、ブログ記事作成他で現在も毎日使用しているのですが、2~3カ月くらい前から冷却ファンから異音がするようになってきました。始めのうちは「最近時々音がうるさい」くらいでしたが、だんだん音が大きくなっていき、最後の方ではファンの回転むらが出るようになっていき、2023年10月3日にとうとうファンが「ウィン、ウィン」と動いたり止まったりする症状が出始め、起動時に「ファンエラー」が出て起動できなくなってしまいました(「F1キーで続行、F2キーでBIOS設定」の表示が出て、F1キーを押しても先に進めない。F2キーを押してBIOS設定でファンの設定を変更してもまた同じ画面が出て先に進めない)。
思い返してみれば、音がうるさくなり始めた頃にも何度かファンエラーが出て再起動したり、ブラウザが起動できなかったり「ページを表示できません」というエラーが頻繁に発生したり、メールソフトも起動に失敗することがあったりと何だか調子が悪かったのはファンの不調からくる冷却不足が原因だったのかも知れません。
もう15年前のPCですから冷却ファンのような可動部分に不具合が出てくるのは仕方ないことですが、まだ使えるのに冷却ファンの不具合だけで使えなくなってしまうのは勿体ない!
ということで、直せるかどうかわかりませんがとりあえず冷却ファンを見てみることにしました。
裏蓋を開けて見てみると、右上のCPU部分と思われる所からヒートパイプが放熱フィンに繋がっていて空冷ファンで冷却する構造になっているようです。
ここがCPUの部分と思われます。
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冷却ファンはネジ2本で固定されているので外してみます。
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ネジを外して裏返し、ファンを外してみます。
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ファンを外しました。
ファン側のシャフトが差さっているだけでしたので、簡単に外せました。
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見た感じでは特に異常があるように見えません。
というより分かりません(^^;
ファン付けて手で回してみますが、動きが悪かったり引っかったりするようには感じません。何が悪くて異音が発生していたのかよくわかりませんので、とりあえず回転すると思われる部分に潤滑スプレーをかけてみることにします。
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これ以上できそうなことはありませんので潤滑スプレーをかけただけで元に戻したのですが、開けたついでなのでファンに付いてたホコリをきれいにしてやりました。
元に戻して電源を入れてみると、ファンエラーが出なくなって通常どおり起動するようになり、音も静かになりました。負荷に応じて冷却ファンが動作しているようですし、放熱フィン部分からちゃんと排熱されているようなのでとりあえず正常(?)に戻ったようです。
潤滑スプレーをかけただけなので根本的な修理にはなっていませんかも知れませんが、これでしばらく様子を見てみることにします。
エラーが出ずに起動しました
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FMVでこの記事を作成しています。
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あれから1カ月以上毎日使用してきましたが、以降一度も異音の発生はなく正常に使用できるようになりました。これでまたしばらく使えそうです。
さて、次はどんな不具合が発生するでしょうか(^^;
また何か不具合が起きたら書いてみますので、次回に続く(かも)。