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  • 執筆者の写真行政書士 平野雅啓

ホントにあった施設警備での不思議な出来事

更新日:2023年12月13日

施設警備をやっていると時々不思議なことがあります。

これは行政書士事務所オフィスМの私が、警備在職時に実際に体験した不思議な出来事です。

 

1.線香のニオイ

恵庭市にあった某施設でのこと。

閉店後の点検で店内の確認を終えてバックルームに入ると、ある作業場の辺りで線香のニオイがする。誰もいないバックルームで線香を焚いているはずもなく、あちこち確認してみても原因はわからず、そのうちいつの間にか線香のニオイは消えているという不思議なことが度々ありました。

この作業場の辺りでは、閉店後遅くまで作業している社員が「時々幽霊が出る」という話をしていたので、私が感じた線香のニオイはそれと関係があったのかも知れません。


下の画像は、私がこの施設に勤務していた時に、この作業場を閉店後に撮ったものです。かなり昔のことなので元の画像がなくなってしまい小さい画像が残っているだけですが、スイングドアのガラスの左上に白い顔のようにも見えるものがうっすらと写っています。これが何なのかは私にはわかりません。あなたは何に見えますか?


ガラスに写る白い顔のように見えるもの


2.防火扉を閉める音

同じく恵庭の施設での閉店後の点検でのこと。

店内の点検を終えると、警備室に無線で店内の消灯と売場内すべてのローカル警備のセットを依頼してバックルームと作業場の点検を行います。このときに売場とバックルームの間に備えられた防火扉をすべて閉鎖していきます。点検も終わりに近付いた頃、既に点検を終え、防火扉を閉鎖して消灯済みの方から「ボコッ、バタン!」と誰かが開放状態の防火扉を閉鎖するような大きな音がしました。誰かいるのかと思い再度確認に行ったのですが、何も異状がありません。

ローカル警備がセットされているのでバックルームから店内へ行くとセンサーが発報するのですが、無線で確認しても発報は無く、従業員は全員退店しているとのこと。防火扉は自分が確かに閉鎖したはずなのに、あの防火扉を閉める音は何だったのでしょうか。


3.人の気配

某工場の夜間警備でのこと。

深夜の工場内を巡回していると、機械もすべて止まり従業員が誰もいない真っ暗な工場内にたくさんの人がいるような「ザワザワ」とした人の気配を感じることが度々ありました。

「怖い」というより「この工場、日中はこんな感じなんだろう」と思って巡回していました。人の気配は残るのかも知れません。


4.荷捌場の音

苫小牧市にあった某商業施設。

深夜3時近くになると誰もいないはずの荷捌場の方から「かご台車」を動かす音がして、その後にかご台車を「ガシャーン!」と重ねる大きな音が聞こえてきました。すぐに相勤者を警備室に残して荷捌場の確認に行きましたが、荷捌場には誰もいませんしローカル警備の発報もありません。




札幌にいた頃はこの施設で夜間の工事や作業があるときによく夜間警備に行っていたのですが、この荷捌場からのかご台車の音は相勤者と一緒に度々体験していました。

あるときこの現場の夜間警備の際に、一緒に入った先輩警備員にこのことを話したところ「そんなのはダクトか何かの音のだろ」と言って信じていませんでしたが、深夜3時近くなって実際に音を聞いたとき「確かにかご台車の音だ・・・荷捌きの方からした」「確認してくる」と言って荷捌場に確認に行っていましたが、やはり異常が認められず首を傾げていたのを今でも思い出します。


 

施設警備をやっていると時々不思議なことがあります。

私が体験した出来事のすべてを「心霊現象」と言うつもりはありませんが、施設警備員は説明ができない不思議なことを体験することが多い職業のような気がします。


また機会があれば私が施設警備で体験した不思議な出来事の続きを書いてみたいと思います。


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