行政書士事務所オフィスМです。
事務所のプリンタを買い替えました。
うちの事務所では普段の印刷はレーザープリンタを使い、申請書に写真の添付が必要な時やお客様用にカラーの資料を作成したりするときにインクジェットプリンタを使用するという使い方をしています。
レーザープリンタはインクジェットプリンタと比べると一本のトナーカートリッジで印刷できる枚数がかなり多い上に、互換品のトナーカートリッジと互換ドラムユニットを使うことで印刷にかかる費用をかなり安くできるので助かっています。ついでに言うと、インクジェットプリンタも互換インクを使用していますから、プリンタメーカーさんからすると本体だけしか買わない、儲けにならない嫌な利用者でしょう。
開業からこれまで使ってきたのはブラザーのモノクロレーザー複合機DCP-7030。自宅用で10年以上前に買ったものをそのまま事務所用にして使ってきたので、今のところは何事もなく使えていますが、いつ故障してもおかしくないくらい年数が経っています。以前インクジェットプリンタが故障して仕事が進まなくなった経験があるので、今回まとめて買い置きしていたトナーカートリッジが無くなったのを機会に買い替えることにしました。メーカーの表示では装置寿命が「5万枚又は5年のいずれか早い方」となっているのに、10年以上トナーカートリッジとドラムユニットを交換するだけで一度も故障することなく使ってこられたので、十分に元はとれたのではないかと思います。
業務用として使うのであれば本当はA3用紙対応のプリンタにするのが良いのでしょうが、開業してからこれまでA3印刷やA3コピーが必要になる頻度は多くても年に3~4回程度です。滅多に使わないA3印刷のために見栄を張って大きなプリンタを買ってきても、あまり広くない事務所なので設置する場所に困ってしまいます。
現在のところ当事務所にご依頼いただいているのはビザ申請とか許可申請がメインなので、書類はA4用紙で作成するものがほとんどです。うちの事務所は現状ではA4印刷ができればほとんどの業務で十分だと思われますので、ブラザーのモノクロレーザー複合機DCP-L2550DWを購入しました。
DCP-7030はUSBケーブルでPCと接続しなければならなかったのでPCの近くでなければ設置できませんでしたが、今回は無線LAN接続できるので置き場所はどこでも大丈夫・・・と思って使いやすそうな場所に置いてみたのですが、コピー台に原稿を置くためにフタを開けると、オートドキュメントフィーダ部分が後ろの壁に当たって半分くらいしか開けることができないので大変に具合が悪い。他の場所でも試してみましたがあまり変わらないので、結局前と同じくPCの横に置くことになりました。
DCP-7030と比較して印刷が少し速いようで、音も多少静かに感じます。
買い替えて良かったと思うのは、DCP-7030ではできなかった自動両面印刷ができること。DCP-7030で両面印刷するときは片面の印刷が終わったら一度すべて取り出して、紙を揃えて入れなおして・・・ということをやっていましたが、自動で両面印刷してくれるのは手間が省けて早いので本当に便利です。
DCP-7030には無かったもう一つの便利機能がオートドキュメントフィーダ。これまでは1枚1枚原稿を入れ替えながらコピーを取っていたのが、コピーしたい書類をセットすれば50枚まで自動でコピーできるのでかなり便利です。これだけでも買い替えた価値がありました。
最初に付属しているトナーカートリッジは印刷枚数が少ないようなので、到着後すぐに互換品を発注しました。互換トナーカートリッジは1本あたり1,200円くらい。ブラザー純正品は安く売っているところを探しても1本8,000円くらいするので、互換品は4分の1以下の値段です。ドラムユニットも純正品だと10,000円近いお値段ですが、互換ドラムユニットは2,500円くらい。
互換品を使用していると故障した際にメーカーの保証を受けられなかったり、修理してもらえなかったりする場合もあるかも知れませんので使用は自己責任ですが、本体価格自体が2万円を切る値段でしたから、最初の付属品の交換も含めてトナーカートリッジを4回交換するくらいまで使えたら純正品との差額で新しく本体が買える計算になるので、故障するならトナーカートリッジ4回交換後にしてもらえると助かるのですが(^^;
できれば今回のDCP-L2550DWも10年以上一度もトラブルなく使えたDCP-7030のように長く使えることを期待しています。
※DCP-7030は、うちの奥さん用として2024年10月現在も主にコピー機として利用されています(^^)