先日札幌で行われた監理責任者等講習に行ってきました。
この「監理責任者等講習」は技能実習制度の監理団体の監理責任者、外部役員、外部監査人は3年に1回以上この講習を受講しなくてはならないというものです。
在留資格認定証明書交付申請や在留資格変更申請その他の手続きは監理団体さんもよく知っているでしょうから、行政書士が技能実習生のビザ申請とか在留手続に関わる機会はそれ程無いのかも知れませんが、今後技能実習に関するご相談等があった場合に、現状では入管法と技能実習法の内容を基に説明するくらいしかできないので、もっと詳しく知っておかなければならないと思い今回受講してきました。
講習は受付開始が9時、オリエンテーションが9時20分からということだったので、頑張って早起きして始発の高速バスで札幌へ行きました。
講義は9時30分から、途中に休憩を取りながら夕方4時10分まで、きっちり6時間。技能実習法、入管法の他、労働関係の法令、監理団体の実習監理に関して等、300ページを超える厚いテキストを使って、内容が結構な量あるのに6時間という限られた時間なので仕方ないのかも知れませんが、講師の話が早くて講義中は気が抜けなかったのは私だけでしょうか。それでも内容は勉強になることが多くありましたので、早起きして来た甲斐がありました。
最後に理解度確認テストがあって、これに合格しないと受講証明書がもらえません。といっても20問の2択式(〇かX)。試験時間は10分間。講義をちゃんと聞いていれば合格点の8割(16問)は多分大丈夫な内容だと思います。もし合格点が取れなかった場合は不合格通知書をもらうことになっちゃって、不合格の場合は救済措置がないので再度講習を申し込んで、全部の講義を受けて合格点を取らなきゃならないということなので、結構厳しいですね。