自動車登録費用のキャッシュレス決済~「キャッシュレス決済の手続き済み」と連絡を受けていたのに、運輸支局で決済できなかった話~
- 行政書士 平野雅啓

- 7月11日
- 読了時間: 4分
行政書士事務所 オフィスМです。
「令和5年1月から自動車の重量税や検査登録手数料がクレジットカードで支払えるようになり、あらかじめキャッシュレス手続きをしておけば運輸支局での手続きの際に印紙を買って貼り付けたりする手間がない」、ということは知っていましたが、当事務所ではこれまで一度も扱ったことはありませんでした。
というのも、ときどき重量税印紙や検査登録印紙を貼った納付書を送ってくれる業者さんがいらっしゃいますが、それ以外は重量税印紙や検査登録印紙などの費用は登録の当日に当事務所で立替えて支払い、御請求書で報酬と合わせて請求、というご依頼しかお受けしたことがなかったので、キャッシュレスでの手続きは扱ったことがありませんでした。
そんな中で先日ご依頼いただいた中古新規登録の際、業者さんから「重量税と登録手数料はキャッシュレス手続き済みです」という連絡を受けたので、はじめて「キャッシュレスの手続き」を経験しました。
キャッシュレスということでその通り手続きしたのですが・・・
今回の中古新規登録手続きは「キャッシュレス手続き済み」と聞いていましたので、「自動車重量税納付書」と「手数料納付書」は、「キャッスレス決済済み」の欄にチェックをして運輸支局の窓口に提出しました。


提出してしばらく待っていると、「〇〇番の番号札の方、不備がありますので窓口へお越しください」というアナウンスで呼び出されました。
窓口に行ってみると「重量税納付書に32,800円分の重量税印紙と、手数料納付書に1,300円分の検査登録印紙を貼ってください」とのこと。
窓口で「業者さんからキャッシュレス決済手続きをしていると聞いています。納付書のチェック欄にチェックしているのですが」と返答すると、「確認してみます」とのこと。
しばらく待っていると、奥の方から窓口担当者よりも上の方らしき人が来て「キャッシュレス決済の件ですが、こちらで確認したところ、この車台番号の自動車が手続きされているのは確認できるんですが「一時抹消前の旧ナンバープレート」の番号で手続きされているみたいなんですね。今回は予備検査証添付で新規登録するので、予備検査証の番号でキャッシュレス決済の手続きがされていなければ、システム上手続きができないようです。こちらで決済をしようとしてもできませんでした」と、マニュアルらしきものを確認しながら回答してくれました。
つまり今回の場合、業者さんが旧ナンバープレートの番号でキャッシュレス決済の手続きをしているのは確認できるが、予備検を受けて予備検番号(例えば、札幌 W 〇〇〇〇)をもらっているからシステム上は番号が違うので決済ができないようだ、ということらしいです。
「このままでは手続きができませんので、業者さんに予備検の番号でキャッシュレス決済手続きをし直してもらうか、納付書に印紙を貼ってください」とのこと。
すぐに業者さんに確認
このままでは手続きが進みませんし、うちでは判断ができませんので、すぐに業者さんに連絡して運輸支局から聞いた事情を説明すると、「すぐに確認します」とのことでしたが、結局「申し訳ありませんが、重量税印紙と検査登録印紙を立替えて購入してください」ということでした。
結果として無事に登録手続きを完了することはできましたが、予定外の立替えが発生することになってしまい、持って行った立替金では足りなかったので運輸支局の近くにあるロー〇ンのATMでお金を下して重量税印紙と検査登録印紙を買ってくることになりました😅
今回の件では、私も「キャッシュレス決済」を扱うのがはじめてだったこともあって、業者さんからの「重量税と登録印紙代はキャッシュレス決済手続き済み」という連絡を「じゃ、重量税と登録印紙分の立替え金が要らない」と単純に受け止めて、何も確認せずにそのまま手続きに行ったことがそもそもの原因かもしれません。
おそらく、熟練の先生方は「キャッシュレス決済をしたときの情報を教えてください」と返信をして、送られてきた書類と見比べて気付くのではないかと思います。
まだまだ経験が足りないオフィスМですが、今後ともよろしくお願いいたします(^^)/


