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不当要求防止責任者講習(定期講習)に行ってきました

  • 執筆者の写真: 行政書士 平野雅啓
    行政書士 平野雅啓
  • 2 日前
  • 読了時間: 3分

行政書士事務所 オフィスМです。


当事務所は、不当要求防止責任者を選任している事業所です。


以前の記事「不当要求防止責任者講習に行ってきました」でご紹介したように、2023年2月に不当要求防止責任者講習の選任時講習を受講してきました。


今回は9月に定期講習の通知が来ましたので、10月20日に行ってきました。前回の選任時講習からもう3年近く経つんですね。本当に時間が経つのは早いです。


不当要求防止責任者講習通知書

講習の内容は前回受けてきた選任時講習と大きく変わる部分はありませんでしたが、不当要求対応について改めて意識する良い機会になりました。

講習の内容

  1. 弁護士の講義(約30分)不当要求への向き合い方や注意点についてのお話。

  2. 旭川東警察署の警察官による講義(約30分)全国の指定暴力団、旭川の暴力団の状況などについてのお話。

  3. DVD視聴(約40分)反社会的勢力が飲食店や金融機関へ不当な要求をする場面を題材に、登場人物たちがどのように対応していくかを描いた内容のお話。

(休憩)

  1. 暴追センターの講義

  2. DVD視聴(カスタマーハラスメント)飲食店でのカスハラ事例をもとに、事業者がどのような準備や対応を行うべきか、弁護士による解説を交えた内容。

前回の選任時講習でも触れられていましたが、現在は反社会的勢力よりも、一般の方による不当要求(いわゆる“カスタマーハラスメント”)が増えているという点が強調されていました。


北海道でもカスタマーハラスメント防止条例が制定されるなど、社会全体で対策が進んでいるところでもあるので、小規模事業者でもカスハラに備えておく必要がありそうです。


北海道カスタマーハラスメント防止対策特設サイト


定期講習は再確認の良い機会でした

トラブル対応は、事前の知識や準備があるだけで、実際に事が起こった際の対応が大きく変わります。今回の定期講習は「日頃の備えが大切」ということを改めて認識する良い機会でした。


前回の選任時講習を受講した後は、ボイスレコーダーを購入して、テキストに載っている「暴力団等反社会的勢力ではないこと等に関する表明・確約書」を作成したのですが・・・


ボイスレコーダーは購入後に面白がってちょっと使ってみただけで、その後は動作確認をしていませんでした。時々ちゃんと使えるのか確認をしておかないと、必要なときに使えないのでは、持っていても意味がありませんね。


「暴力団等反社会的勢力ではないこと等に関する表明・確約書」は・・・作ったことすら忘れていました(^^;

今回の講習に行って「暴力団等反社会的勢力ではないこと等に関する表明・確約書」を作ったのを思い出したので、PCの中を探してみたら、ちゃんと残っていました。


この「暴力団等反社会的勢力ではないこと等に関する表明・確約書」ですが、せっかく作ったので、これから不当要求対応の準備を始めようとお考えの事業者さんにもお役立ていただけるようにこちらからダウンロードできるようにしました。内容は不当要求防止責任者講習テキストの作成例をほぼそのまま使用しています。事業者名のところなど、必要な部分を修正してご利用ください。

ダウンロードできるファイル形式はODTとPDFです。





受講直後は意識が高まるため準備や確認をしますが、時間の経過とともに日々の業務に追われて忘れてしまいます。

次に定期講習の通知が来る頃にはまた忘れているでしょうから、こうやって定期的に講習を受講して再確認をしていくことが大切ですね。

…前の記事でも似たようなことを言っているような気もしますが😅


この記事が、少しでもみなさまの参考になれば幸いです。



不当要求防止責任者講習受講修了書

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